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HN:cocotori
ストーリー中心のRPGを中心に作っています。目新しいものではありませんが、ちょっと笑えて元気になれる、そんなゲーム目指して奮闘中。
代表作:エレメンティア・メンバーズ、たゆたう想いのフーガなど
ゲームのDL方法は、サイトの方をご覧くださいませ。

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ノベルゲーム:「クラウンワークス虚実概論」感想


 普段自分の創作のことしか書いてないブログですが、
 3億年ぶりに人様のゲームの感想でも書いてみたいと思います。
 
 今回紹介したいのは、
 「クラウンワークス虚実概論」っていうゲーム。
 
 ものすごく好きなゲームで、わたし一人で楽しませてもらうのは
 とてももったいないので、誰か一人にでも広まってくれたらいいなと思って
 感想を書いてみることにします。
 
 内容紹介という性質上、ささやかなネタバレを含みます。
 知ってしまってもほとんど問題無いレベルのものに抑えるようにしますが、
 事前情報なくプレイしたいという方は気をつけてくださいね。
 
 
 --
 今日のお題:クラウンワークス虚実概論の感想
 
 ※基本情報
 ・分岐ありノベルゲーム
 ・製作中。4章まで公開。(2018/11/3現在)
 ・プレイ時間4~5時間/章。だんだん長くなるかも。
 ・入手先はコミケ、DLサイトなど。
 ・作者:Closed Circle様
 
 
 ※どんなゲーム?
 
 精神医学、脳科学にまつわる要素をふんだんに扱い、
 魔術師や神などのオカルト要素もたくさん出てくる、
 ときに難解でときに怪しさ満点の耽美な雰囲気のあるノベルゲームです。
 
 
 ※脳科学?
 
 わたしは詳しくありませんが、作者さんによると
 創造のものではなく、全て実際のものを扱っているようです。
 
 ・トラウマを克服するためのカウンセリングが出てきます。
 ・権威ある存在に命令されると、
  人はどこまで致命行動をなしうるかという実験が出てきます。
 ・解離性障害の話が出てきます。
 
 それぞれが、単なる名前として出てくるのではなく、
 実際のエピソードとして出てくるので
 学術的な好奇心的にも、感情的にも面白いです。
 
 
 ※魔述?神?
 
 クラウンワークスを支える大きな柱の一つ。
 この世には神(イデア)と呼ばれる人外の存在が跋扈し、
 日々、世界をサンプルにして実験を繰り返しています。
 
 その神と契約することで、人は魔述師(クラウンワークスの世界では、魔術ではなく魔述)
 となります。
 超常現象を起こすことができるようになり、
 身体的にも超回復が可能になるなど、変化が起きます。
 
 一般人に紛れた、魔述師同士の戦いがこのゲームの魅力です。
 
 
 --

 cocotori的おもしろポイント
 

 ※関係性が危うくて、尊い・・・!
 
 主人公も魔述師になるのですけど、
 契約する神との関係は決して良好ではなく、むしろ危険なまでに険悪。
 ただその神にも弱みがあって、場合によっては手を取らざるを得なく、
 周りにばれないようにその関係を維持するのが、見ていて
 とても危うく、ドキドキします。
 
 もうひとり、幼馴染が出てきますが、こちらも魔述師。
 ほぼ完全無欠、冷徹にも見える彼女ですが、
 主人公のことは信頼しており、主人公もまた多大な信頼を寄せる相手。
 
 ただ、お互い負い目があり、
 簡単にそんなことを口に出せない関係。
 詳しくは話せませんが、命を奪おうとしたり、
 傷つけたりもしないといけない
 (誰かに命令されて、ではなく)
 状況が、その関係性がとても尊く感じます。
 たまに発生する、遠く離れていてもお互いを信じ戦うその姿が
 とても素敵です。
 
 
 
 
  
 
 ※真面目に大ふざけ
 
 文体や話の雰囲気はかなり真面目です。
 じゃあ退屈かいうととんでもない。
 真面目くさってとんでもないギャグを放り込んでくるから
 油断ならない・・・
 cocotoriはそういうの効く・・・
 
 ・捕虜を取るシーンがありますが、
  主人公がツナ缶狂いなので捕虜にもツナ缶づくしの料理を振る舞い、
  虐待かと仲間に心配されます。 
 ・アイスクリーム屋に、ストリートファイター2の地獄車みたいな姿勢で
  入店する羽目になります。しかも男女のペアで。 
 ・ロッカーから出てこずに歩き回る学友がいます。

   


 ゲームスタイルは選択肢・分岐ありのノベルゲームです。
 選択肢がふんだんに出てきて、バッドエンドもたくさんあります。
 選択肢の多くはどちらが正解か事前判断の難しいものですが、
 それもそのはず、バッドエンドも含め、すべてのルートを見ることで
 初めてストーリーの全容が見えてくる作りになっています。
 
 分岐ありと言いましたが、すべてのバッドエンドを見ないと
 最後の正解ルートに進めないため、実質一本道とも言えるでしょう。
 
 
 ともかく、面白いのでぜひ遊んで・・・と言いたい作品です。
 1年に1章ずつくらいのペースで更新されてて、
 今、同じ時を生きるこの瞬間に公開に立ち会えたというのが
 とてもうれしくて。
 完成まで応援したい、ゲームです。
 
 
 好きすぎたので、イラスト描いてみたりしちゃったりして。

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